Chapter2 富士塚 ~ 吉原商店街
富士山登山ルート3776の事務局である富士市交流観光課の担当者が、ぶら~り・ゆる~りとマイペースに挑戦する企画「ぶらり3776」。
この企画では、ルート3776の挑戦中に見逃してしまいそうな、担当者だからこそ知る富士市内の最新スポットや、お得なクーポンが使える店舗情報などを発信していきます!
今回は、ルート3776の起点である富士塚をスタートし、東海道を散策しながら、東海道五十三次の14番目の宿場町でもあった吉原宿を目指します!
それではChapter2の幕開けです♪
旅の始まりはまずここ「鈴川海岸」から。起点の「富士塚」から徒歩10分程度で海岸に行くことができ、リアルに「海抜0m」を感じることができるため、多くの挑戦者が挑戦前に立ち寄るスポットでもあります。
しらすちゃんも、日本一の標高差に挑む前に波打ち際で海面タッチ。(潮の流れが速く大変危険ですので、海には絶対に入らないでください!)
実は、少なくとも江戸時代から、登山前の安全祈願のため、海岸で禊を行う伝統がありました。
鈴川海岸の場所はこちら↓
決意を新たにして、起点の「富士塚」に到着しました。
ここ富士塚の起源はさかのぼること江戸時代。これから富士登山をする人たちが、海岸で身を清め、そこで拾ってきた玉石をここに積み上げて、安全祈願をしたといわれています。積み上げられた玉石がこんもりと富士山型の塚になったんですね。
運よく天気が良く、富士塚の後ろに富士山がそびえ、見事な「おやこ富士」を見ることができました。
参拝者向けに、地元で管理している皆さんがこのように玉石を置いてくれています。しらすちゃんも、安全祈願のため1つ奉納しました。挑戦者の皆様もぜひ挑戦前にお立ち寄りください!
富士塚は、電子スタンプラリーアプリ「ヤマスタ」のチェックインポイントです。
ヤマスタでの「富士山登山ルート3776スタンプラリー」は令和6年11月24日(日)まで開催中!
富士山頂剣ヶ峰以外のチェックインポイント(11か所)は、残りわずかですが、この期間中であればまだチェックインできます!この機会にぜひ取り逃してしまったスタンプをゲットしてみてはいかがでしょうか?
「ヤマスタ」の使い方などはこちらのウェブサイトをご覧ください!
「ふじのくに田子の浦みなと公園」に続き、もう一つの起点である「富士塚」のスタンプもゲット!起点コンプリートでしらすちゃんもにんまり。
富士塚の場所はこちら↓
富士塚から徒歩8分ほどでJR吉原駅に到着。線路下の狭いトンネルをくぐり、吉原駅北口交差点を左折して、やっと東海道に合流です。
そして、東海道を歩くこと20分、距離にして1.5kmで、歌川広重の東海道五十三次でもとても有名な「左富士」に到着しました。写真ではちょこんと富士山の頭が左上に出ています!
ここ「左富士」のいわれですが、東海道を通り、江戸から京都へ向かう際、それまで右手に富士山が見えますが、ここ富士市吉原だけは道が大きく右に曲がり北上するため、一時的に左手に富士山が見え、「左富士」として名所となったそうです。
富士塚を起点とするルートを歩いてみると、その昔東海道を歩いた方々や歴史に思いを馳せることができます。
左富士の場所はこちら↓
左富士から歩くこと15分で、かつて東海道の14番目の宿場町であった「吉原商店街」に入ります。
ここ吉原商店街では、商店街を挙げて、ルート3776の挑戦者を応援しています。
各店舗で使えるお得なクーポン(こちらも11月24日まで使用できます)もヤマスタアプリ上にありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!富士市内でクーポンを使用できる店舗等の情報はこちらです。
吉原商店街付近では、お得なクーポンがなんと6店舗も利用できますよ!
商店街に入ってすぐ南側に、2024年3月にオープンしたばかりのおしゃれカフェchihiro totugi(チヒロ トツギ)を発見!こちらのカフェでは、飲茶を中心としたメニューを楽しむことができます(カメラマンは個人的によくフォーを食べに行きます!)。
少し歩き疲れたしらすちゃんは、チャイをテイクアウト!
スパイスが効いていて、とっても美味しい~!まるでアジア旅行に来たかのような雰囲気♪
chihiro totugi(チヒロ トツギ)の場所はこちら↓
chihiro totugi(チヒロ トツギ)を出てすぐ右側に、2024年8月にオープンしたばかりのArcade Hotel(アーケードホテル)があります。
こちらはもともとあったビルをリノベーションしてオープンしたホテルで、富士山ビューのラグジュアリーなお部屋が3部屋あり、富士市内でも話題沸騰中のホテルです。
せっかくなので、しらすちゃんも立ち寄ってみました。入口付近の冷蔵庫のクラフトビールにくぎ付け!
Arcade Hotelのウェブサイトはこちら。
吉原商店街は、全10駅から富士山を望むことができる「岳南電車」の吉原本町駅からのアクセスもよく、たくさんの飲食店もあります。
例えば、ルート3776の挑戦前日に富士市に前入りして、ここ吉原で前夜祭を楽しんでから、次の日に起点から挑戦という余裕を持ったプランもありです!
吉原商店街から、起点の富士塚にほど近いJR吉原駅までは、吉原本町駅から岳南電車に乗り、7分程度でアクセスできます。
Arcade Hotelの場所はこちら↓
アーケードホテルを出て、徒歩2分で「おもちゃのキムラ」に到着。
おもちゃのキムラは、昭和23年創業の老舗の知育玩具のお店です。おもちゃだけではなく、たくさんの富士山グッズも販売されています!入口にも富士山Tシャツがたくさん展示されています。
こちらの店舗でも、お得なヤマスタクーポン(富士山Tシャツ各種20%OFF)を使うことができます! しらすちゃんも、店長さんにクーポン画面を提示し、富士山Tシャツを購入しました。
挑戦者の皆さんもお土産にいかがでしょうか?
おもちゃのキムラの場所はこちら↓
現在の時刻は11時30分近く。
しらすちゃんのお腹がぐ~ぐ~鳴り始めたので、ランチを食べることにしました。
今日のゴールはここ「Coffee Shop アドニス」。なんと創業79年の老舗喫茶店なんです。
アドニスは、富士市のご当地グルメ「富士つけナポリタン」発祥のお店でもあります。富士つけナポリタンとは、簡単に言うと「麺をスープにつけて食べる新感覚のナポリタン」。
2024年9月12日に放送された「秘密のケンミンSHOW極(日本テレビ系列)」で、アドニスの富士つけナポリタンが放送されたこともあり、現在でも行列が絶えることのない話題のお店&ご当地グルメです。
早速富士つけナポリタンを注文&実食!(しらすちゃん、お店にもらった紙エプロンがよくお似合いです。)
トマトソースに鶏ガラスープを合わせたダブルスープの中には、とろけたチーズに、蒸鶏、味玉、チンゲン菜などが入っています。 麺は、つけナポリタン用に開発されたもっちもち食感の太麺で、スープとよく絡みます。 駿河湾で獲れる桜エビがトッピングされ、レモンも添えられているので、食感や味変も楽しむことができますよ!
早々完食して大満足なしらすちゃん。かと思いきや、店員さんにヤマスタクーポンを提示!すぐに黒コショウいっぱいのしめご飯が運ばれてきました。
パンチの効いたしめご飯を、残ったトマトスープに入れて食べるとびっくり!リゾット風になって、お腹いっぱいだったはずが、不思議とスルスルと食べることができます♪
アドニスさん、ごちそうさまでした!
Coffee Shop アドニスの場所はこちら↓
本日のチャレンジ総距離は、4.7km!相変わらずなかなか富士山頂3,776mまでたどりつきません。富士山は9月10日で閉山してしまったので、山頂アタックは来年ですね・・・。次回も乞うご期待!
★市では、ルート3776に3泊4日で挑戦されることをお勧めしていますが、しらすちゃんのようにマイペースに日を分割しながら挑戦する方も多くいらっしゃいます。ご自身に合ったやり方で、安全に楽しくルート3776に挑戦しましょう!
■今回のルートはこちら
※上記ルート上では、吉原駅南口から東に進んでいますが、実際は南口側から地下道があり、真っすぐ北口側に抜けることができます。